大阪府民の森 FORREST OF OSAKA

園地スタッフブログ むろいけの森

2023.04.27

カマツカ・ツクバネウツギ・ウスノキ・朴の木

次々と見頃のお花が変わり
季節の移ろいを感じています
いつものように園内に咲く
お花のご紹介をさせていただきますね

■カマツカ
カマツカの花弁は丸くて可愛らしいです
漢字では「鎌柄」と書きます
幹や枝は硬くて折れにくいことから
鎌をはじめとした農具に利用されたそう
このことからカマツカという名前になったとされています



■ツクバネウツギ
花の内側に黄色い斑点があり
枝先に2個の花を付けますよ



■ウスノキ
釣鐘型の小花が下向きに咲きます
大きさは5mm程度の小さなお花なので
目立つことなくひっそりと咲いています
ぜひ見つけてみてくださいね


■朴の木
朴の木は、葉も大きいですが花も大きく
特徴的で大きさは15~20cmもあります。
むろいけではまだ咲き始め。
近くで撮影できた物は蕾でしたので、
また開花しましたら写真撮影したいと思います。
モクレン科の植物だけに、放つ香りは芳しいです
まだ2.3つ程しか咲いていませんが
少し離れた場所でも香りを楽しむことができました


2023.04.26

森の宝島

まもなくGWですね
この春、森の宝島には
写真撮影用のspotができました
場所は駐車場のすぐ横です
背景に吊り橋を入れて撮影いただけますよ♪



背景になる橋を渡ると見えてくるのが
ジャンボすべり台です!



どういった遊具があるのか
お問合せも多くなりましたので
引き続き遊具の様子を
写真でご紹介させていただきますね

↓ 小さなお子様にも安心な複合遊具



↓ 汽車
運転ごっこをしたり
お店屋さんをしていたり
いろいろな遊びで活躍してくれています



↓ ターザンロープ
後方の階段を進むとアスレチックがございます



↓ アスレチック
山の傾斜を利用しており登り切ると
一番上の広場(森の劇場)に辿り着きます。

大人の方は真横に階段がありますので
見守りながらお子様がチャレンジする様子を
応援していただけますよ




今年のGWはあいにく雨の日が多い予報ですが
お天気の良い日はぜひ遊びに来ていただけると嬉しいです

2023.04.20

自然の中でおもちゃつくり


むろいけ園地より
今月30日に予定しております
イベントの案内です

ゆらゆらと風にゆれるモビールを
木の実や木の枝を使って作りませんか

企画:NPO法人日本パークレンジャー協会
日時:4月30日(日)雨天開催

   午前の部:10:00~11:30
   午後の部:12:30~14:00

場所:府民の森 むろいけ園地
晴天時:森の宝島わいわい広場
雨天時:森の工作館

費用:500円/人(保険含む)
定員:午前/午後 各15セット
対象:一般・ファミリー
申込:当日現地受付
その他:当日午前7時以降、
下記の電話番号にてイベントの有無の案内メッセージが流れます。TEL: 050-3188-1199


※自然災害や天候不良、その他感染症の拡大などで催しを中止することがあります。

2023.04.17

コバノガマズミ・山吹・藤・マルバアオダモ

■山吹 
たくさん付いた蕾が一斉に開花し始め
新池広場が黄色に包まれています





■コバノガマズミ
園路で多くみられます
見頃はこれからです



■藤
上から順に咲いていきます
今年はどのお花も例年より早く開花しています



■マルバアオダモ
枝先の円錐花序に白い小さな花を多数つけます
「マルバ」という名前のとおり、葉の縁がなめらかで、ギザギザしていません



2023.04.14

ウワミズザクラ、ザイフリボク、ヒメコウゾ、チゴユリ他

こぶしや木蓮→桜→八重桜とバトンが渡され
樹木の花の見頃も次々と変わっております

■ウワミズザクラ
小さな花が総状に集まり白いブラシのような花序を作ります
新緑に生えてとても美しいです




■ザイフリボク
細長く、そしてわずかに波打つ
白い花びら5枚からなる花が枝上に密生します。
ザイフリボクの「ザイ」は采配の采に由来しています
采配とは戦場で大将が指揮するときに用いた道具
風に揺れるザイフリボクを見ていると
確かに采配を振っているように見えてきますね



望遠レンズ壊れてしまいましたので
これが限界です。木の花は影になることも多く撮影が難しいですね



■クサイチゴ
園路いろいろな箇所に群生して咲いています



■キランソウ
前回セイヨウキランソウをご紹介しましたが
こちらはキランソウです。
同じ紫色ですが、こちらは這うようにして咲くのが特徴です



■稚児百合
前回雨の中撮影した為、リベンジ
雄しべもキレイに撮ることができました




■ヒメコウゾ
芽出しの頃の様子です(黒いのは雄花の蕾)
雌花はイソギンチャクのような形をしています
雌花と雄花は同じ株に咲く為、このようにご覧いただけます


2023.04.12

稚児百合、カタクリ、アケビ、セイヨウキランソウ

■稚児百合
雨の中チゴユリが咲き始めていました
花は直径1~2センチほど
下向きや横向きに咲きます。
6枚ある花弁は開ききらず半開きになるものが多いようです



■ミツガシワ
ミツガシワは約200万年前の氷河期から
北極周辺の北半球に広く生息していた
生き残り植物の一つと言われており
「氷河期の遺存植物」と呼ばれています

通常は北海道・東北の寒冷地の湿原などでよく見られますが
関東地方以西の温暖な地域で見られる群落は少なく
分布地域も点在しているようです。
生育が難しく絶滅危惧種に指定して保護に努める県が多いです

むろいけで咲いているのもわずかに数本
大切に見守りたいと思います



■カタクリ
カタクリは活動期間がとても短く
芽が出てきたと思ったらすぐに花を咲かせ
あっという間に休眠期に入ってしまいます。

むろいけで見られるカタクリは
鮮やかなピンク色、葉に斑紋が入っています。

種が根付き、花が咲くまで7年前後かかります
日本では自生地が減っており貴重な花の1つとなっています



■アケビ
アケビの花が咲き始めました
雌雄同株異花という分類となります。
アケビの木自体は雌雄同株ですが、
花だけで見たら雌雄異花ということです

この写真は雄花です。
中心に玉ねぎみたいな
丸く付いているものが雄しべ
雄しべの外側についている
花びらに見えるものは、がく片です。

雌花と雄花に分かれているとは知らず
雌花の写真を撮りそびれてしまいましたので
また機会を見つけて観察したいと思います。



■セイヨウキランソウ
キランソウ の外来種です
キランソウは茎が伸びず地面に這うように花を咲かせますが
こちらは20~30cm程に背が伸び
群生して見られることが多いです


2023.04.08

ヒメウズ、シロオドリコソウ、ヤマネコノメソウ、スイバ、八重山吹 他

■ヒメウズ
紅色を帯びた白色の花を下向きにつけます
とても小さな可憐なお花を咲かせます



■シロオドリコソウ
唇形花が茎をぐるり取り囲んで花が付きます
地下茎で増えるので群生している事が多いです
咲き始めですので、これから華やかになりそうです。



■ヤマネコノメソウ
いくつもの、お椀のような形をした実の中に
裂開した茶色いツブツブの種が
たくさん詰まっています。
この種は、実と果皮でつながっていますが
雨に濡れると飛び散るといわれますよ



■スイバ
道端などでもよくみられます
高さ30~100cmあるのでよく目立ちます
雌雄異株です。
茎先に円錐状の花序を出し小さい花を密につけます。
雌花の柱頭が赤いため、雌花序は赤く見えます
雄花序は淡い黄色です



■山吹
写真は雨上がりの八重咲きの花をを撮りました!
まだ咲き始めたばかりですのでしばらく楽しめそうです




■アオキ
冬には赤く艶のある真っ赤な
実をつける印象が強いですが
春に実よりも小さなお花を咲かせます
撮影したのは雄しべが4本見えているので雄花です


■オオバギボウシ
つい先日芽吹いた所でしたが
ここ1週間でグンと大きくなりました


2023.04.01

ショウジョウバカマ、リュウキンカ、シャガ、ツクバキンモンソウ

今週末はお天気も回復してお花見日和が続いています
今日も園内で咲いているお花の紹介です

ショウジョウバカマ




リュウキンカも咲き始めました
次々と花を咲かせてくれそうです



シャガ
まだ咲き始めで、蕾もちらほらと見つかる程度
咲き揃うのが楽しみですね



ツクバキンモンソウ
葉の表面は葉脈部分が暗紅紫色
裏面は全体が紅紫色を帯びています
花だけでなく葉っぱの観察も楽しいですよ


ページのトップへ戻る