2025.02.16
2025.02.11
がんばれ野鳥たち

エナガ

シロハラ

ヤマガラ
寒さが増すにつれて、野鳥たちとの距離がぐっと近くなったように感じます。
冬が深まり自然の中での食べ物が少なくなってきたのか、鳥たちは一生懸命に餌を探し、ついばむ姿があちこちで見かけます。
少しくらい人が近づいてもなかなか逃げません。それだけ夢中になって食事をしているんですね。
木々の葉が落ちているおかげで、枝にとまる鳥たちの姿もとてもよく見えます。
園内を歩いていると、かすかな物音に立ち止まるとかわいらしい野鳥たちがすぐ近くに。
時には小さなさえずりがあちこちから聞こえ、冬の静けさの中で心がほっと温まる瞬間です。
自然公園には冬だからこそ出会える風景がたくさんあります。
暖かくして、ぜひ冬ならではの自然観察を楽しんでみてくださいね!
2025.01.29
ウスタビガの生きた証
くろんどの森を歩いていると、ウスタビガの繭を見つけました。
美しい緑色の繭の中はすでに空っぽ。この繭の住人は、無事におとなになれたようですね。
ウスタビガは卵の状態で冬を越し、春から夏にかけて幼虫として成長します。たくさんの葉を食べて大きくなった後、繭を作り、秋になると成虫となって繭から出ていきます。成虫は一切食事をせず、わずか数週間の命をつないで次の世代へと命を託します。
夏の森では緑の葉が生い茂り、ウスタビガの繭はその緑に溶け込んでいます。しかし、葉が落ちた冬の森では、この繭の鮮やかな緑色が目を引くのでようやく見つけることができます。
冬の森にはこうした小さな自然のドラマが至るところに隠れています。
ぜひ、みなさんも冬の森を歩きながら、自然の不思議を探してみてください。
2025.01.19
暖かな日
今日は暖かな陽気に恵まれ、多くの方が園地に遊びに来てくださいました。
子どもたちが元気いっぱいに駆け回り、楽しそうな笑い声が休憩所周辺に溢れていました。
自然の中で思いっきり遊ぶ姿を見ると、こちらまで元気をもらえますね。
また、休憩所の周りではたくさんの野鳥たちが姿を見せてくれました。
今日確認できたのは、シロハラ、アオジ、コゲラ、そしてジョウビタキです。
木々の間を行き交う小鳥たちの姿に、訪れた方々も足を止めてじっと観察されていました。
一見、茶色の地味な小鳥たちも、よく観察すると皆美しくて思わず見とれてしまいます。
しばらくは暖かい日が続きそうですね、自然の息吹を身近に感じに来てください。


2025.01.12
落ち葉と雪の結晶
落ち葉の上に小さな雪の結晶を見つけました。
綺麗に整った六芒星のような形をしていて、自然が生み出す不思議なアートについはしゃいでしまいました。
雪の結晶が六角形になるのは、水が凍るときの特別な構造のおかげだそうです。
同じ形の結晶は一つもないと聞きますが近くにいくつか似たような結晶を見つけました。マクロレンズで見るときっと似ているようで違うんでしょうね。
くろんど園地を歩いていると、冬の自然が作り出す小さな発見がたくさんあります。
冷たい空気の中、足元や木々の間をゆっくり見て歩くと、新しい景色に出会えるかもしれません。
ぜひ冬のくろんど園地に遊びに来てくださいね!暖かい服装をお忘れなく。
2025.01.04
新年のご挨拶
いつもくろんど園地をご利用いただき、誠にありがとうございます。
2025年も、自然豊かなこの園地を皆さまに愛していただけるよう、さらに魅力的な場所となるよう努めてまいります。
新しい一年が、皆さまにとって素晴らしいものとなりますよう心よりお祈り申し上げます。
そして、2025年もくろんど園地でたくさんの思い出を作っていただければ嬉しいです。
本年もどうぞよろしくお願いいたします!
2024.12.28
年末年始
2024年もたくさんの皆さまにお越しいただき、心より感謝申し上げます。
年末年始の期間、以下の日程で休園いたします。
■くろんどの森 年末年始休園日
2024年12月29日(日)~2025年01月03日(金)
■駐車場
12月28日(土) 17:00 閉門
1 月 4 日 (木) 09:00 開門
※施設や駐車場は利用できませんが、入園は自由です。
新年は2025年1月4日(土)より通常通り開園いたします。
冬のくろんど園地の、澄んだ空気の中での散策は格別です。
新年のスタートにぜひ足をお運びください。
2025年が皆さまにとって素晴らしい一年となりますようお祈り申し上げます。
良いお年をお迎えください。
2024.12.26
冬の彩り
今年も椿の花が綺麗に咲いています。
山茶花のような香る花ではありませんが、寂しくなりがちな冬の森を鮮やかな色で彩ってくれます。
すいれん池休憩所付近に多く咲いているのでぜひご覧ください。
椿の写真を撮っていると小鳥たちの賑やかな声が。
エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、コゲラなどの混群で、こちらを気にする風もなく近くの枝を経由して去っていきました。
2024.12.19
あっというまに秋の終わり
すっかり落ち葉で埋め尽くされたくろんど園地。
オレンジ色の道がどこまでも続くかのようで、なんだか吸い込まれそう。
あいにくのお天気で人気のない森を歩くと自分の足音に混じってかさかさと小さな音が。小さな生き物たちの冬支度の音なのかもしれません。


茶色くなった景色を彩る木の芽や木の実が綺麗で、冬の訪れが少しだけ楽しみにも感じます。
ジョウビタキがずいぶん近くの枝までやってきました。
野鳥が地面に近いところまで降りてくる季節なんですね。
今日のくろんど園地はときおり雪がちらつくお天気でした。
明日も朝は0℃近くまで冷えるようなので、園地にお越しの際は暖かくして来てくださいね。
2024.12.16
バードウォッチングの季節
掃いても掃いても降り積もる落ち葉の量に、秋の終わりを感じています。
今年の秋は本当に一瞬でしたね。
冬といえば野鳥の季節。
まだ樹上にいるようですがもう少しすれば地面にも降りてきそうですね。
くろんど園地にはバードウォッチングや野鳥撮影に来られる方も多く、「今日は何がいましたか」と声をかけると皆さん快く写真を見せてくださることがとても嬉しく楽しみにしています。
残念ながら今日はあまり野鳥に出会えず撮れたのは2枚きり。


ヤマガラとルリビタキのメスかな?
顔に枝がかぶってしまって残念な写真です。