大阪府民の森 FORREST OF OSAKA

園地スタッフブログ ほしだの森

2023.03.25

ほしだ園地の桜もよう


やまびこ広場のカワヅザクラが今とても綺麗です。
今日はあいにくすっきりとしないお天気ですが、開花期間が長い品種なので4月中頃まではお花見を楽しめそうです。

ソメイヨシノと比べると花びらが大きく色も濃い目。
かなり豪華な印象を受けますね。



こちらはヤマザクラ。見上げた来園者さんが「清楚やなぁ」とつぶやいておられたのが印象的でした。
葉が同時に開くからでしょうか、確かに『清楚』という言葉がしっくりくるなぁと感じます。

星のブランコから園地を見渡すと山のあちこちで咲く白いヤマザクラを見つけることができます。
目立つ品種ではありませんが、ハイキング中に足元の花びらで「あ、こんなところにも咲いてたんだ」と心癒されます。

2023.03.19

さくら咲いた!


やまびこ広場の河津桜、まだ3輪だけですが咲きました!
順調に開花してくれると嬉しいですが、来週は雨が多いようですね…。






桜以外にも広場ではレンギョウやユキヤナギが次々と咲き始め、足元にはタネツケバナ、オオイヌノフグリ、ホトケノザ、スミレなどが小さな群生を作っています。
春爛漫までもうすぐですね。

2023.03.16

さくら咲け



やまびこ広場の河津桜、今朝の様子です。
少しだけですが今日明日にも咲きそうな蕾もあります。
天気や気温にもよりますが、来週は綺麗な桜が見られるかもしれませんね。

2023.03.15

早春の花たち

タネツケバナ


オオイヌノフグリ

ヒサカキ


アオモジ


歩くのが楽しい季節です。
桜やツツジは蕾がふくらんできたな、といったところですが野の花森の花たちは歩くたびに違う花を見せてくれ、春とはこんなに毎日新しい花が咲くのか!と改めて驚かされています。

2022.11.05

小さな植物たち



せせらぎの路にキッコウハグマがたくさん咲いています。
とても小さな1cmほどの花が苔のじゅうたんの上にミニチュアの花畑を作っている様子は必見の可愛らしさです。






冬の花蕨、ツワブキの花、ツルリンドウの実。
秋の植物たちを撮影しながらの散策、おすすめです。

2022.10.30

今日のほしだ園地


ちらほらと色づいてきた樹もあるものの、全体としてはまだまだ青葉の状態です。
まったく紅葉が楽しめないわけではないのですが11月中旬まで待った方が美しい景色を楽しめそうです。

秋を楽しめるのは紅葉だけではありません。手元足元をよーく見て秋の花や実を探しながら散策してみるのもとても楽しいんです。



園内のいたるところに咲く、くるくるとカールしたリボンのような花びらが可愛いコウヤボウキ。
昔、高野山では果実のなる樹や竹の栽培が禁じられていた為この植物の枝をかき集めて束ねホウキにしていたことからコウヤボウキの名前がついたということです。
花言葉が「清掃」「働き者」なのも同じ由来のようですね。



ハイキング道を彩るヤクシソウ。
野の花は黄色のものが多いように感じていたのですが、花粉を運んでくれる蜂などは黄色によく集まるそうです。昆虫に見つけてもらう為の生存戦略なんですね。



管理道沿いに実をつけたムラサキシキブ。
野生なのでびっしりとは実はつきませんが、これから冬になり葉が落ちても紫色の綺麗な実は枝に残りわたしたちの目を楽しませてくれます。

今日もたくさんの来園者さんでほしだ園地はにぎわっています。
今のシーズン特に土日祝は午前中に駐車場が満車になることも多いので、アクセスページ内ライブカメラをぜひご活用ください。

2022.09.18

台風接近中につきご注意

台風で散ってしまう前に野の花たちのご紹介。
雑草、なんてひとくくりにされてしまう花たちがほとんどですが、よく観察してみるとどれもとても可愛らしいですよ。

ハナトラノオ。
ふんわりとしたピンク色の花が風に揺れる様子は優しい気持ちにさせてくれます。

ひとつひとつの花をよく見ると金魚のようなフグのような、ユニークな形が愛らしいです。


ホシクサの群生。
通り過ぎてしまいそうななんでもない雑草ですが、群れて咲く姿は星空のようです。金平糖草や水玉草などとも呼ばれるようです。


ありふれていてあまり着目したことのなかったツユクサですが、そういえば切手のデザインに使われていたなぁと思い出し撮ってみました。
よく見ると中心の黄色い小花のような形と、下部の長い長く垂れ下がる形のもの2種類のおしべがあるんですね。


昔はこの草の汁を絞って塗るとイボがとれるといわれていたことから名のついたイボクサ。
沢のあたりによく見られます。




台風14号が接近しています。
気象警報発令中は閉園いたします。警報解除後安全確認の上、開園いたしますのでよろしくお願いいたします。

2022.09.12

ナラ枯れ被害

ピトンの小屋横の広場の樹がナラ枯れをおこしてしまいました。
まだ葉が枯れる時期でもないのにすべての葉が茶色く枯れています。


危険なので処理。
立派な樹だったのに残念です。



ナラ枯れとは、カシナガキクイムシという虫が媒介する菌がおこす伝染病です。
コナラ、シイ、カシ等どんぐりのなる樹に次々と伝染し、被害が拡大していきます。
放置しても自然終息はしないうえ、被害になった樹は腐って倒れやすくなり非常に危険となるので迅速な対処が必要となります。

ナラ枯れの初期には葉が枯れ、幹からフラスと呼ばれる木くずが出るという症状が見られます。
このようなブナ科樹木にはもたれかかったり故意に衝撃を与えたりしないようにお願いします。




2022.07.31

オオバノトンボソウ、他

来園者の方が珍しい植物を見つけてくれました。
オオバノトンボソウというラン科ツレサギソウ属の多年草で、県によっては絶滅危惧種に指定されています。
残念ながらもう花は終わりかけで傷み始めていました。来年は早い時期から観察したいと思います。





ここからは特に珍しい植物ではありませんが、今の季節見られるものを少し紹介します。

管理道沿いの沢に咲いているノギラン。
猫じゃらしのような姿ですが間近で見るととても綺麗な花の集合体です。




キンミズヒキ。
薬草や山菜として古くから親しまれてきた植物です。


イヌビワ。
ビワとついていますが実際にはイチジクの仲間で、小さくて味の薄いイチジクといった感じです。



ご来園の際は、アブなどの虫が多いので虫よけなどの対策をお願いします。

2022.07.13

キノコ百景

園内を散策していると多種多様なキノコを見かけます。
歩くたびに違うキノコを発見できるので写真を撮りためて調べてみました。

透けるようなレモン色が儚げで可憐なキツネノハナガサ。薄く脆く、風が吹いただけで破れてしまうため、美しい姿を保っていられるのはほんの少しの時間だけだそうです。



荒々しい柄がインパクト大なイグチ科のキノコ。高級キノコの盛り付けのような生え方。



一瞬ゴルフボールと見間違えたシロオニタケ。園内のあちこちに生えていて真っ白い姿がよく目立ちます。



派手な蛍光オレンジ色なのですぐにわかるだろうと思ったのに名前がわからないキノコ。いかにも毒キノコ…に見えますが実際のところは不明です。



キノコといえば秋ですが、実は夏もとても多く秋についで2番目に多いシーズンです。
園内あちこちでキノコが生えていますが有毒のものも多いので採ったり触ったりはしないようにお願いします。

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