大阪府民の森 FORREST OF OSAKA

園地スタッフブログ ほしだの森

2017.09.30

ヌルデの木

ヌルデの果実が実っています。

もうすぐこの果実が白い粉(リンゴ酸カルシュウムの結晶)に覆われます。

なめると塩のような味がし、実際昔は塩の代わりに利用されていたそうです。

■ヌルデ(別名シオノキ、フシノキ : ウルシ科ヌルデ属)

ウルシ科なので、人によってはかぶれます。

ウルシ科に多い奇数羽状複葉で、葉軸には翼があるのが特徴です。

また生薬の付子(五倍子というそうです)ができることから、別名フシノキと言われています。

ヌルデアブラムシに寄生された葉にできるいわゆる虫こぶですが、多くのタンニンが含まれていて、

生薬としてだけではなく、皮なめしや黒色染料の原料、インクの原料、またお歯黒にも用いられていたそうです。

●ヌルデの虫こぶ↓


2017.09.27

秋の恵み

実りの秋。
ヤマノイモの赤ちゃん、ムカゴが実り始めました。


■ムカゴ(零余子)
ヤマノイモのツルにつく小さな芋のような肉芽。
地面に落ちると春に芽を出して、ヤマノイモとして育つ。
種は別にあるが、種と同じ働きをする。
ヤマノイモ同様貴重な山の幸として昔から親しまれてきた。



2017.09.24

クライミング講習会を開催しました

今日はクライミング講習会の日。
午前中に施設利用講習会及び更新講習会、午後からは初心者向けの体験講習会を開催しました。



アウトドアが気持ちよくなってきた季節、大勢の方にご参加いただきました。

 

来月22日(日)は毎年恒例の「クライミングフェスティバル」が開催されます。
初めての本格的なクライミングから小さなお子さまも楽しめる体験コーナー、少し趣を変えて自然素材の工作など、どなたでもお楽しみいただける秋のお祭りです。
是非この機会にクライミングにチャレンジしてみて!





2017.09.22

アサギマダラ到来

キンモクセイがほのかに香り始めた、ほしだ園地。

ヒヨドリバナにアサギマダラが吸蜜していました。

これから栄養補給をして長旅に備えるのでしょうね。


■アサギマダラ(タテハチョウ科:アサギマダラ属)

日本で唯一長距離移動(渡り)をする蝶で、秋になると海を越えて南の島へ2000キロもの距離を旅するものもいるという。

なぜ季節移動をするのか、小さな体でどうやって長い旅ができるのか、謎の多い神秘的な蝶。

大型で鮮やかな模様の蝶で、国蝶選定の候補にも選ばれた。


2017.09.07

スズメバチに注意してください

昨日、ハンバーガーストーンの前のキイロスズメバチの巣を撤去しました。

戻りバチ警戒の為、現在下記区間が通行止めになっております。


※クリックで拡大します。

ご迷惑をおかけしますが、何卒ご了承ください。

■これからスズメバチが活発化する季節に入ります。

ハチに遭遇した場合は、騒いだりはたき落そうとしたりすると却って危険です。

また香水や黒い服などもハチを興奮させるので、避けましょう。

2017.09.01

深緑のブランコ


夏の暑さが一段落して、随分の歩きやすくなりましたが、

それでも蝉や鳥の鳴き声で、まだほしだ園地は賑やかです。

この深緑とももうすぐお別れですが、森の中ではいよいよ恵みの季節の準備が始まっています。
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