大阪府民の森 FORREST OF OSAKA

園地スタッフブログ ほしだの森

2025.01.28

早すぎる春の兆し


展望台からほしだの森を見下ろすと、すっかり葉を落とした樹々が広がり冬ならではの静かな景色が楽しめます。
歩いて温まった体に冷たい空気が心地よく、空の青さに冬を感じます。




アオモジの木が早くもたくさんのつぼみをつけているのを見つけました。
この木は春の訪れをいち早く告げる花を咲かせることで知られていますが、今年はずいぶんと準備が早いように思います。寒さの中で力強く春を待つ…にしても早すぎないか?と心配になります。

来週には強い寒気が訪れる予報が出ていますが、アオモジのつぼみたち寒さに負けず、がんばってほしいものです。

ほしだ園地は、季節ごとに異なる魅力を見せてくれます。冬の静かな森を楽しみながら、春の兆しを探してみるのも面白いですよ。
アオモジの開花は例年ですと3月頃です。
ぜひ皆さんも、一緒にこのつぼみたちを見守りましょう。



2024.12.02

今朝の森


今朝はすっきりと晴れているからか、昨日よりもさらに綺麗な黄葉を見ることができました。
星のブランコのふもとで開門を待っておられた来園者さんは、この吊り橋からの景色をひとりで見られるのは平日の特権だとおっしゃっていましたが本当にその通りだと思います。

昨日・一昨日は大変混み合い、星のブランコも大渋滞でした。
駐車場も9時半までには満車となり諦めて帰られた方も多かったのではないでしょうか。

今週末も黄葉の見頃は続いていると思いますが、混雑も大変なものになると予想しています。
できるだけ公共交通機関でのご来園とお願いいたします。


2024.12.01

ようやく見頃!




待ちかねた黄葉の季節が、ついにほしだ園地にやってきました!
今年は例年より少し遅めの見頃となりましたが、ここ数日で一気に色づきが進み、吊り橋からの景色も黄金色に輝き始めました。

現在、鮮やかな黄色が広がっていますが、これからはオレンジ色へと変わる過程も楽しめます。その色の移り変わりも楽しんでいただけたらと思います。

■見頃のピーク予想
12月7日(土)・8日(日)頃が最も美しい時期となりそうです。
14日(土)・15日(日)頃まで楽しめると嬉しいのですが、自然の変化は日々異なりますので、お早めのご来園をおすすめします。

寒さも深まりつつあるこの季節。暖かい服装で黄葉の美しさを感じながら、心安らぐひとときをお過ごしください。

皆さまのご来園を心よりお待ちしております!


なお、週末の駐車場は大変混雑が予想されます。満車の際、国道に並んで待つことはできません。
できるだけ公共機関でのご来園をお願いいたします。



2024.11.26

秋の深まり



案内事務所付近のモミジが紅葉し、秋らしい景色が広がっています。
一方で、イチョウはまだこれから。ようやく黄色くなり始めたかな、といったところです。


吊り橋から見渡せる森も、現在の黄葉は5割程度。
今年は最低気温が8℃を下回る日が少なく、黄葉が進むのは少し遅れそうです。例年よりも遅いペースで、12月の初め頃からが見頃になるかもしれません。

秋の深まりを感じられるこの時期、ぜひお散歩がてら園地にお越しください。

2024.09.20

終わらない夏



今年の夏はいつまでも暑く、このまま夏が終わらないのではないかと思うほどです。
去年のこの時期の日誌を見返してみると、最高気温が33℃/最低気温が24℃。去年と比べてわずか3℃ほど高いだけなのに、今年の暑さはより厳しく感じられます。

そんな中でも、自然はたくましいものです。
夏の花々はこの暑さを喜んでいるかのように、ヤブミョウガやキツネノマゴが元気いっぱいに咲き誇っています。

蜂たちはすでに繁殖のピークに入っているのか、ずいぶんと活発に飛び回っています。
秋の蜂は攻撃的になっているので巣など見つけても近寄らないようにしてくださいね。



2024.07.06

キノコ撮り







キノコの勉強を…と思い始めたキノコ撮影。
たんにキノコ写真を集めるだけの趣味と化しております。

なにもわからないので「おいしそう」「毒っぽい」「可愛い」「地味」など子供のような感想しか言えないのですがキノコの写真がたくさん集まるとなんだか嬉しいから不思議。

今回のお気に入りは鮮やかなレモンイエローのキノコ。華奢な柄がシメジやエノキを思わせますね。
調べてみるとキイボカサタケという毒キノコのよう。
食べなくてよかった(食べませんが)!

梅雨の晴れ間にはぜひ、ほしだの森で”キノコ撮り”楽しんでみてください。

2024.06.21

小さな紫陽花





紫陽花の苗が小さな花を咲かせました。

去年の夏の容赦ない日照りを乗り越え、冬にはイノシシの掘り返しに堪えられたのは植えた数の4分の1ほどだけでした。
その中のたった4本だけではありますが、期待した以上の綺麗な花を見せてくれています。
どうやら今回花をつけたのはみんな同じ品種のようですね。

園芸にはあまり興味を持っていなかったので自分で植えた苗がこんなに可愛いとは知りませんでした。
今年は挿し木などして増やしてみようかと思います。

2024.06.07

ササユリの季節

巡視中、オカトラノオが蕾をつけているのを見つけました。
最初の一輪になってくれそうです。
すこしずつ株を増やしているようなのでたくさん咲いてくれるのでは、と期待しています。


やまびこ広場ではまだヤマボウシの花が楽しめます。
陽の光を浴びて輝く花が樹上に並ぶ姿がとても可愛らしいので、展望台に行くついでにやまびこ広場で立ち止まってみてください。


ササユリは例年にないほどたくさんの花を咲かせています。
皆さんたくさんササユリを見れたと嬉しそうに話してくれます。
せせらぎの路に多く群生している場所もあるので少し遠いですがぜひ足をのばしてみてください。

毎年ちぎられたり抜かれたりすることが悩みだったのですが、今年はそういった被害がないのも嬉しいことです。
皆さんがササユリを大事に愛でてくれていることに感謝しています。

2024.04.17

カスミザクラ



やまびこ広場のカスミザクラが満開です。
青々と葉が茂る森のなか、まるで霞のようにふんわりと咲く姿がとても幻想的です。
この桜を毎年待ちわびている来園者さんも多いんですよ。
やまびこ広場の奥、まつかぜの路入口辺りに咲いているのでぜひごらんください。

2024.04.12

森の花たち

様々な花が森にあふれ、巡視が楽しい季節です。
花を見つけるたび名前を調べていますが去年まで気づかなかった花が見つかることも少なくなく、歩くたびに新しい発見があります。




白い花はザイフリボクの花。
吊り橋の南詰に咲いています。少し遠く望遠カメラで覗いてようやくなんの花か判明しました。

薄黄色の花はメラノキシロンアカシア。
ソウシジュだと思い込んでいましたが、樹木に詳しい来園者さんに教えていただき正しい名前を知れました。





今年の桜は本当にあっという間でした。
河津桜は一瞬で散り、ヤマザクラがまだ少し咲いています。カスミザクラはまだ蕾のまま、蕾の数が少ないように見え少し心配です。

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