大阪府民の森 FORREST OF OSAKA

園地スタッフブログ くろんどの森

2023.06.28

オカトラノオと蝶たち


オカトラノオの群生。
同じ方向を向いた花序がまるで白波のようでとても綺麗で、見つけたときは思わず「おぉっ!」と声が出てしまいました。




もちろん蝶にとっても魅力的な花畑らしく、ヒョウモンチョウやアゲハチョウが集まっていました。
とくにヒョウモンチョウはこの花畑を独り占めしたいようで、やってくる他の蝶を追い払おうと奮闘していました。

2023.06.24

季節の実

ラクウショウ

硬くてごつごつした実。
乾燥するとすぐにバラバラになるうえ、ベタベタした油を多く含んでいるのでリースやクラフトには使えなそうです。


ニガイチゴ

種に苦みはあるものの果肉自体は甘くて美味しい野イチゴの一種。
深緑の葉の間に真っ赤な実がつき見た目にもとても綺麗なのですが、トゲだらけの藪を形成するのが厄介です。


ウスノキ

春に控えめな花を咲かせていた枝はウスノキでした。
きっちり五角形の不思議な実は小さなチューリップのようでとても可愛らしいです。


ヒメコウゾ

いかにも美味しそうな見た目。昔、誘惑にかられて食べてみたことがありますが、ぬるりとした触感といつまでも口の中で引っかかるちくちくした毛がなんとも不快で以来見て楽しむだけにしています。

2023.06.22

オカトラノオ


今年もオカトラノオが可愛い花を咲かせ始めました。
今はまだ少しだけですが夏には涼し気な白い花をたくさん見せてくれるでしょう。

写真はくろんど池ハイキングコースで撮影しましたが、くろんど園地では毎年園内のあちこちでオカトラノオを見ることができます。
特徴的な姿なのですぐに見つけられるはずです。
ハイキングの楽しみにオカトラノオ探しをくわえてみてください。

2023.06.21

ベニシジミ


モンシロチョウ


アオスジアゲハ


キチョウ


花が多いようには感じないのですが昆虫の目から見ると違うのでしょうね。
蝶がいることで、目立たない小さな花の存在に気づかされることも少なくありません。

2023.06.19

ヤマトミクリの花


すいれん池に珍しい植物がひっそり花を咲かせているのをご存じでしょうか。
『ヤマトミクリ』という湿原の植物です。

雌雄同株で、上部のふわふわしたものが雄花、その下のちくちくしたものが雌花です。
この花がまるで栗の実のように見えることが『実栗(ミクリ)』という名の由来だそうです。

湿原の減少により日本全国で数を減らしており、大阪府でも絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。
こうしてくろんど園地で頑張ってくれているのを見ると嬉しい気持ちになりますね。

ページのトップへ戻る