大阪府民の森 FORREST OF OSAKA

園地スタッフブログ くろんどの森

2022.07.29

ウバユリの開花

ウバユリが開花しました。

花が咲くころには葉が落ちてなくなっている(歯がない)ことにひっかけて、老女に例えた姥百合という名前がついているそうですが海外では葉のかたちからハートリーフリリーという可愛らしい名で親しまれています。

6~8年かけて一生に一度だけ花を咲かせた後は鱗茎ごとすべて枯れてしまう珍しい性質の百合です。
今まさにその一生に一度だけの花がたくさん咲いています。

駐車場ちかくの管理道脇に咲いていますのでぜひご覧ください。

※来園された皆様の目を楽しませてくれる花です。どうか折ったり切ったり掘り返したりはしないでください。持ち帰っても根付きません。手を触れないようにお願いいたします。

2022.07.17

ヌマトラノオとヒメヤブラン

八ツ橋の辺りでヌマトラノオの花が咲き始めました。
湿地に生える虎の尾という意味の名前ですが、オカトラノオと違って花穂は垂れ下がりません。
今はまだ咲き始めたばかりでこれから8月頃までが花期です。



こちらはヒメヤブラン。
高さ10~15cmほどの草で、見逃してしまいそうな小さな花ですがとても可愛らしい花なので探してみてください。


2022.07.12

雨の日の散策

あいにくのお天気が続きますが、くろんど園地の生き物たちは生き生きとしています。

アオスジアゲハが頻繁に地面に降り、吸水をしています。こうして地面から吸水をするのはオスだけだそうです。



立派なノコギリクワガタ。
クワガタムシのいる木にはスズメバチも集まっていることが多いので観察の際はご注意ください。



ニホンアカガエルの幼体。雨の日は活発に移動しているようで、草むらを歩くとたくさん飛び出してきます。
踏んでしまわないよう、気をつけてあげてください。



八ツ橋に咲くワスレグサ。種類が非常に多く、ニッコウキスゲやカンゾウなどもワスレグサの仲間です。
園芸種では様々な色のものがありますが、野生種では黄色やオレンジ色のものがほとんどです。





園内は舗装された路は少なく、雨が続くとぬかるみ等が発生します。
雨間の散策においでの際は、足元にご注意をお願いします。
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