大阪府民の森 FORREST OF OSAKA

園地スタッフブログ くろんどの森

2025.04.01

カタクリが咲き始めました/水芭蕉、モミジイチゴ、ショウジョウバカマ

カタクリが咲き始めました
現在4輪ほど、咲き揃うのが楽しみですね



水芭蕉も1週間前と比べ
白い苞が出ているものが増えていました



ショウジョウバカマ

管理道ではモミジイチゴが咲いていました
ギザギザした葉が特徴です


シュンランは見頃を迎えています



お花の開花状況などは今後インスタにて発信いたします♪
ぜひフォローしてくださいね!


2025.03.27

シュンラン

春蘭が咲いていたよ♪と
素敵なお写真をいただきましたので
ご紹介させていただきます



ここ数日は、暑い位の気温ですね
春を告げる植物たちが
一斉に植物が動き出しているのを感じます




蕾がたくさん

2025.03.19

3/19 水芭蕉&カタクリの様子

お問い合わせが増えてきましたので
水芭蕉の様子をお知らせいたします



全体的に芽吹いてきていますが、まだ小さく
白い苞が付いているものは、3/19現在で1株ございました



今年は食害もあり株は随分と減っている状況です
一番多く出ているエリアで、この程度です
散策の参考になさってくださいね



ちなみに、この茶色の突起
一体何かご存じでしょうか?
来園者の方にも多く聞かれる質問の1つです



これはラクウショウの呼吸根 (気根)です
湿地などで地中の酸素が少ない環境で
根の呼吸を助ける役割を持っていると考えられています
ラクウショウとは写真に写っている左側の木です
今は落葉した赤茶色の葉がたくさん落ちていますよ



カタクリの様子も確認しました
随分と探して、ようやく1株芽吹いているものを発見できました♪
どんどん芽吹いて欲しいですね


2025.03.19

今年の春は遅いのか?

春の訪れ前、最後の寒さでしょうか。今朝の寒さには驚きました。出勤途中に見た生駒山は真っ白で、冬に逆戻りしたような気分です。

冬の訪れが遅かった分、春がやってくるのも去年より遅いように感じていたのですが去年の日誌を見てみると去年の今頃も同じように暖かくなったり寒くなったりを繰り返していました。
例えば去年の21日は最高気温9℃、最低気温0℃だったりするので今年と似たり寄ったりですね。
ミズバショウの咲きが遅い気がしたので今年は寒いのかと思っていました。

30日のミズバショウハイキングには開花が間に合うと良いなと期待しています。
パークレンジャーさんと自然のお話を楽しみながら歩く、春の草花をよりいっそう楽しめるイベントです。
ぜひご参加ください。
■ミズバショウハイキング


2025.03.04

得意なアウトドア料理はありますか?

今日は冷え込んでいますが、来週には春の気配がぐっと近づきそう。
山歩きが楽しい季節になりますね。

春にぴったりの「丸ごとオニオンスープ」を炊事棟で作る様子をYouTubeにアップしました。
まだちょっと寒さも残る春にこそ美味しいスープです。新玉ねぎの季節でもありますしね。

じっくり煮込んだ玉ねぎの甘みがたまらない…
外で食べるスープは心も体もポカポカになります。


例年ですと3月下旬から徐々にミズバショウやカタクリが咲き始め、春の訪れを楽しむことができます。
まだ少し肌寒いですが、散歩しながら春を探しに行くのもおすすめです。

本格的なアウトドアシーズンに備えて、一品練習しておくのもオススメです。
ぜひご覧ください!


2025.02.27

春の花々を楽しもう


暖かい日が増え、春の訪れを感じる季節になりました。
毎年この時期に楽しみにしているのが ミズバショウの開花。
凛とした純白の花が湿地に咲く様子は何度見ても良いものです。

ですが近年、イノシシの食害により株数が減少しているのが気がかりです。
来年も美しい花が見られるよう、自然を大切にしながら見守っていきたいと思っています。

そんな春のくろんど園地を満喫できるイベントが 3月30日(日) に開催されます。

毎年恒例のこのイベントでは、パークレンジャーが植物や生態系について楽しく解説してくれます。
ミズバショウだけでなくカタクリの花 などの春の野草にも出会える貴重な機会です。
なにより春の空気を味わいながらのハイキングは本当に気持ちが良いのでおすすめです!

■日時:3月30日(日) 9:00~16:00
■対象:一般・ファミリー
■定員:20名
■料金:500円
※お申込み開始は3/1(土)です。

お申し込みはこちら

2025.02.16

大きな巣


すっかり葉が落ちた森の中、大きなスズメバチの巣を見つけました。
ハイキング道から遠く離れた樹の上だったので夏の間も特に被害なく誰にも見つからなかったのでしょうね。
あんなに大きな巣がずっとあったんだ…と感心しました。

冬にしか見ることができないものもたくさんあるんだな、としみじみ思った出来事でした。


2025.02.11

がんばれ野鳥たち

エナガ


シロハラ


ヤマガラ


寒さが増すにつれて、野鳥たちとの距離がぐっと近くなったように感じます。
冬が深まり自然の中での食べ物が少なくなってきたのか、鳥たちは一生懸命に餌を探し、ついばむ姿があちこちで見かけます。

少しくらい人が近づいてもなかなか逃げません。それだけ夢中になって食事をしているんですね。
木々の葉が落ちているおかげで、枝にとまる鳥たちの姿もとてもよく見えます。

園内を歩いていると、かすかな物音に立ち止まるとかわいらしい野鳥たちがすぐ近くに。
時には小さなさえずりがあちこちから聞こえ、冬の静けさの中で心がほっと温まる瞬間です。

自然公園には冬だからこそ出会える風景がたくさんあります。
暖かくして、ぜひ冬ならではの自然観察を楽しんでみてくださいね!



2025.01.29

ウスタビガの生きた証


くろんどの森を歩いていると、ウスタビガの繭を見つけました。
美しい緑色の繭の中はすでに空っぽ。この繭の住人は、無事におとなになれたようですね。

ウスタビガは卵の状態で冬を越し、春から夏にかけて幼虫として成長します。たくさんの葉を食べて大きくなった後、繭を作り、秋になると成虫となって繭から出ていきます。成虫は一切食事をせず、わずか数週間の命をつないで次の世代へと命を託します。

夏の森では緑の葉が生い茂り、ウスタビガの繭はその緑に溶け込んでいます。しかし、葉が落ちた冬の森では、この繭の鮮やかな緑色が目を引くのでようやく見つけることができます。

冬の森にはこうした小さな自然のドラマが至るところに隠れています。
ぜひ、みなさんも冬の森を歩きながら、自然の不思議を探してみてください。


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