大阪府民の森 FORREST OF OSAKA

園地スタッフブログ くろんどの森

2025.01.29

ウスタビガの生きた証


くろんどの森を歩いていると、ウスタビガの繭を見つけました。
美しい緑色の繭の中はすでに空っぽ。この繭の住人は、無事におとなになれたようですね。

ウスタビガは卵の状態で冬を越し、春から夏にかけて幼虫として成長します。たくさんの葉を食べて大きくなった後、繭を作り、秋になると成虫となって繭から出ていきます。成虫は一切食事をせず、わずか数週間の命をつないで次の世代へと命を託します。

夏の森では緑の葉が生い茂り、ウスタビガの繭はその緑に溶け込んでいます。しかし、葉が落ちた冬の森では、この繭の鮮やかな緑色が目を引くのでようやく見つけることができます。

冬の森にはこうした小さな自然のドラマが至るところに隠れています。
ぜひ、みなさんも冬の森を歩きながら、自然の不思議を探してみてください。


2025.01.19

暖かな日


今日は暖かな陽気に恵まれ、多くの方が園地に遊びに来てくださいました。
子どもたちが元気いっぱいに駆け回り、楽しそうな笑い声が休憩所周辺に溢れていました。
自然の中で思いっきり遊ぶ姿を見ると、こちらまで元気をもらえますね。

また、休憩所の周りではたくさんの野鳥たちが姿を見せてくれました。
今日確認できたのは、シロハラ、アオジ、コゲラ、そしてジョウビタキです。
木々の間を行き交う小鳥たちの姿に、訪れた方々も足を止めてじっと観察されていました。
一見、茶色の地味な小鳥たちも、よく観察すると皆美しくて思わず見とれてしまいます。

しばらくは暖かい日が続きそうですね、自然の息吹を身近に感じに来てください。




2025.01.12

落ち葉と雪の結晶


落ち葉の上に小さな雪の結晶を見つけました。
綺麗に整った六芒星のような形をしていて、自然が生み出す不思議なアートについはしゃいでしまいました。

雪の結晶が六角形になるのは、水が凍るときの特別な構造のおかげだそうです。
同じ形の結晶は一つもないと聞きますが近くにいくつか似たような結晶を見つけました。マクロレンズで見るときっと似ているようで違うんでしょうね。

くろんど園地を歩いていると、冬の自然が作り出す小さな発見がたくさんあります。
冷たい空気の中、足元や木々の間をゆっくり見て歩くと、新しい景色に出会えるかもしれません。

ぜひ冬のくろんど園地に遊びに来てくださいね!暖かい服装をお忘れなく。


2025.01.04

新年のご挨拶

いつもくろんど園地をご利用いただき、誠にありがとうございます。
2025年も、自然豊かなこの園地を皆さまに愛していただけるよう、さらに魅力的な場所となるよう努めてまいります。

新しい一年が、皆さまにとって素晴らしいものとなりますよう心よりお祈り申し上げます。
そして、2025年もくろんど園地でたくさんの思い出を作っていただければ嬉しいです。

本年もどうぞよろしくお願いいたします!


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