大阪府民の森 FORREST OF OSAKA

園地スタッフブログ むろいけの森

2023.07.12

ヤブミョウガ・ネムの花・キカラスウリ

照り付ける陽射しが日増しに強くなり
いよいよ本格的な夏がやってきたな。と感じます
園内ではヤブミョウガが咲き始めました



小さな白い花が、茎の上部に段々に集まって咲いています
調べてみますと、花には両性花と雄花があるようです。
いづれも一日しか持たない「一日花」。
タイミングをずらして次々に咲くため、花期は1か月間ほど続くようです。

花が終わりきらないうちに、藍色の実ができるので、
またそのころに観察したいと思います

ネムの木の花も園内各所でご覧いただけます
地面にピンク色のハケのようなものが落ちていたら、ぜひ見上げてみて下さい♪
ネムの木が見つかるかもしれません




ネムノキには就眠運動という、夜になると葉を閉じる特徴があります。
観葉植物で人気なエバーフレッシュに似ていますね!
同じマメ科ですが、日本で自生しているのはネムの木です
耐寒性があり冬は落葉します

キカラスウリ
日没後から開花をはじめ、翌日の日がでる頃にしぼむ為
朝に散歩される方はぜひ探してみてくださいね♪



花弁の外側が細い糸のようになり毛が生えているように見えるのが特徴的ですね。
花は大きく、7センチから10センチほどです

2023.07.07

クサレダマ・ジャノヒゲ・ウスノキ・オカトラノオ

蒸し暑い日々が続きますね
春に咲いていたお花が実りはじめました


エゴノキ


ヒメコウゾ

そして初夏のお花も次々と咲き始めています
どの花も群生しているわけではなく、ひっそりと咲いています
心地よさそうに咲いているお花を見つけると嬉しくなりますね


オカトラノオ


ジャノヒゲ


クサレダマ

今日も最高気温が35度の予想です
熱中症にお気を付けて散策を楽しまれてくださいね

2023.07.06

紫陽花(2)

まもなく梅雨明けですね!
紫陽花もそろそろ見納めの頃となりました
むろいけの紫陽花は全体的に淡い色が多いです




遠くから見るとこんな雰囲気
吊り橋の下に降りることができる為、近くでご覧いただけますよ!




紫陽花は雨の日の方がしっとりと綺麗に撮れますが
晴れた日は、葉に映る影を撮影してもおもしろいです


2023.07.03

草刈り日記(2)

雨が降るとあっという伸びてしまう雑草たち。
草刈りですが引き続きコツコツと作業しております。
草刈り日記(1)はこちら→

来園者様がより多く通る道や広場を第一優先に作業しているため
細やかな部分は後回しになってしまうこともありますが
順次対応しておりますので、お見守りいただけると幸いです。

例えばイベントで植樹された、まだ小さな紫陽花。
背丈もまだ大きくない為、あっという間に雑草に埋もれてしまいます。

草刈り機での作業は非常に困難な為、
手刈りで丁寧に仕上げています。




作業後


作業前


紫陽花の他、植樹された小さな紅葉ですが、
去年だけでも50本以上あるため

全てを手刈りで作業というのは、やや困難ではありますが
優先した方が良いものを見分けながら、作業しております
まだ小さな苗木も多いですが、成長を見守ってくださる方も多く
大変ありがたいです。

6/10 工作館回り
6/11 ファミリートレイル内回り管理道
6/12 ヤッホーの道・谷地田の道
6/15 内回り紫陽花回り
6/17 新池広場~内回り(ヤッホーの道の分岐点まで)
6/19 湿生花園 (除草・剪定・伐採)
6/21 森の宝島 花かごの谷・梅林
6/23 新池広場(紫陽花まわり含む)、外回りまでの管理道
6/24 中央トイレ~新池広場までの管理道
6/28 工作館周辺
   内回り管理道、湿生花園入口付近
6/29 森の宝島・森の劇場
   石垣休憩所
6/30 宝島すべり台付近剪定・除草

草刈りに関するアドバイスやご意見をいただいたりと
日頃からむろいけ園地に関心を持って下さりありがとうございます。
熱中症に気を付けながら安全第一で今後も作業に努めたいと思います。
   

2023.07.01

山萩・紫式部

■山萩
蝶形の可憐な花をつけ
クローバーのような葉が特徴です。
秋の七草の1つで、古くから親しまれています




■紫式部
紫式部も日本に古くから自生している樹木の1つです。
秋には紫色の実を付けることは、多くの方がご存じかと思いますが
お花はピンク色です、可憐な花を咲かせてくれますよ


2023.06.30

ヤブカンゾウ・ヘメロカリス

ひと際目を惹くオレンジ色のお花が咲いていました
ヤブカンゾウとヘメロカリスです



カンゾウ類(ノカンゾウ、ヤブカンゾウなど)を元として
品種改良で生まれたものをヘメロカリスと呼ぶようです。



色も柄も様々。大きさや花色など非常にバラエティーに富んでおり
むろいけでもいろいろな色が咲いています



一日でしぼんでしまう花ですが、次々と開花するので長い期間楽しんでいただけます


2023.06.28

半夏生(はんげしょう)・ギボウシ・ミズチドリ

湿生花園では半夏生が色付きはじめました
ドクダミ科の多年草で、葉の一部が白くなる姿が目を惹きます

■ハンゲショウ(半夏生・半化粧)




写真だと少し分かりずらいですが
少し離れた所から見ても白くなった姿が目立ちます


これからどんどんと花穂を出し、小さな花を咲かせてくれますよ!
花期のあと葉緑体が作られはじめると、また葉は緑色に戻ります
ぜひ白い葉の期間にご覧いただけると嬉しいです


■ギボウシ
園芸品種が多いのでご存じの方も多いと思います。
むろいけのギボウシの花は薄紫色の涼し気な色の花を咲かせています。




■ミズチドリ


小鳥のような花を茎の先に穂状につけ
下方から開花していていきます。
今日ご紹介しました花は全て湿生花園でご覧いただけますよ

2023.06.22

イベントレポート【むろいけの苔の森へようこそ】

たくさんの方にご参加いただき大変にぎわった”むろいけの苔の森へようこそ”。
普段なにげなく目にしている苔のことを知り、ガラス瓶のなかに自分だけの小さな苔の森を作ってもらおうというイベントでした。




まずは苔の観察。
ルーペを使って小さな世界をのぞき込みます。





森の工作館に移動して苔テラリウム作り。
用意された苔の説明・苔テラリウムの作り方や維持の仕方などを教えてもらいます。





ピンセットや割りばしで小さなガラス瓶のなかへ苔を植えていきます。





皆さん思い思いの苔の森を完成させたようです。
ときどき蓋を開けて霧吹きをしたり伸びた苔をカットしたり、そんなお世話をするのも愛着がわきそうでいいですね。

2023.06.15

紫陽花

紫陽花の季節となりました
森の宝島エリアの花かごの谷では見頃を迎えています



こちらはターザンロープ前
額アジサイが満開です
ほとんどが青ですが、一部紫やピンク色も咲いています



橋の下にたくさん咲いています
写真では伝わらないので、ぜひ見に来ていただけると嬉しいです



淡い色が多めです♪



2023.06.14

ササユリ・イチヤクソウ・ヨウシュコナスビ

ささゆりが見頃です
むろいけに通って下さる方から人気が高く
嬉しそうに撮影されている姿を度々見かけます




以前は多く咲いていたようですが
乱獲され今はわずかとなりました。
その為、他の植物も同じですが
場所についてはブログでは掲載しておりません。
撮影した花は、6/14現在枯れていましたが
周辺で新しい花が咲いていました
ご来園の際はスタッフに聞いていただけるとご案内できますので
ぜひ森の工作館(案内所)へお立ち寄りくださいませ♪



■イチヤクソウ
鈴なりになった姿がかわいいです
光合成だけでなく近くにある樹木の根からも栄養をもらって
生育する腐生植物です。



■ヨウシュコナスビ
地表を這って横に広がるため
一面黄色に広がりで華やかですよ
お花は1-2cm程です




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