2023.08.03
湿生植物を守る為に
大阪府下の中でも多くの湿生植物が見られる湿生花園
今後もより魅力的な場所として維持していく為に
専門家の方に生育状態を確認していただき
課題の整理と管理マニュアルを作成していただました。
湿生植物の個体数を増やすことも大切ですが
抑制したり、極力除去した方が良い種もありました。
ハンノキは増加傾向にあり放置するとハンノキ林に進行する可能性が高く
回りの水を吸っているとご指摘があり該当の木を伐木致しました。



来園者の方よりなぜ木を切ったのか?と
ご質問いただく事もありました。
湿生植物をより良い状態に保つには周囲からの水の供給があり
十分な陽当たりが確保されることが必要だそうです。

また日当たりを確保することで、湿生植物の発芽や成長を促進させたり
周囲の土砂が木の元に溜まり蓄積することも防げるようです。
また外来種の管理については
種子ができる前に刈り取るなどの作業が必要です
長期的で地道な作業になりますが
今後の湿生花園がより良い状態を保てるよう
作成していただいたマニュアルを元に管理に努めたいと思います