大阪府民の森 FORREST OF OSAKA

園地スタッフブログ ほしだの森

2023.05.25

初夏の白い花たち


やまびこ広場のヤマボウシが見頃です。
樹全体を覆うように咲いた花の重みで枝がしなるほど。
なんとも爽やかな気持ちにさせてくれる花です。



イワガラミ


テイカカズラ


ネジキ


ヒメウツギ


春は黄色い花が多いと聞きますが、夏は白い花が多いように思います。
生い茂る緑のなかで、ぱっと虫の目をひくのは白なのかもしれませんね。

2023.03.15

早春の花たち

タネツケバナ


オオイヌノフグリ

ヒサカキ


アオモジ


歩くのが楽しい季節です。
桜やツツジは蕾がふくらんできたな、といったところですが野の花森の花たちは歩くたびに違う花を見せてくれ、春とはこんなに毎日新しい花が咲くのか!と改めて驚かされています。

2022.11.05

小さな植物たち



せせらぎの路にキッコウハグマがたくさん咲いています。
とても小さな1cmほどの花が苔のじゅうたんの上にミニチュアの花畑を作っている様子は必見の可愛らしさです。






冬の花蕨、ツワブキの花、ツルリンドウの実。
秋の植物たちを撮影しながらの散策、おすすめです。

2022.10.30

今日のほしだ園地


ちらほらと色づいてきた樹もあるものの、全体としてはまだまだ青葉の状態です。
まったく紅葉が楽しめないわけではないのですが11月中旬まで待った方が美しい景色を楽しめそうです。

秋を楽しめるのは紅葉だけではありません。手元足元をよーく見て秋の花や実を探しながら散策してみるのもとても楽しいんです。



園内のいたるところに咲く、くるくるとカールしたリボンのような花びらが可愛いコウヤボウキ。
昔、高野山では果実のなる樹や竹の栽培が禁じられていた為この植物の枝をかき集めて束ねホウキにしていたことからコウヤボウキの名前がついたということです。
花言葉が「清掃」「働き者」なのも同じ由来のようですね。



ハイキング道を彩るヤクシソウ。
野の花は黄色のものが多いように感じていたのですが、花粉を運んでくれる蜂などは黄色によく集まるそうです。昆虫に見つけてもらう為の生存戦略なんですね。



管理道沿いに実をつけたムラサキシキブ。
野生なのでびっしりとは実はつきませんが、これから冬になり葉が落ちても紫色の綺麗な実は枝に残りわたしたちの目を楽しませてくれます。

今日もたくさんの来園者さんでほしだ園地はにぎわっています。
今のシーズン特に土日祝は午前中に駐車場が満車になることも多いので、アクセスページ内ライブカメラをぜひご活用ください。

2022.07.31

オオバノトンボソウ、他

来園者の方が珍しい植物を見つけてくれました。
オオバノトンボソウというラン科ツレサギソウ属の多年草で、県によっては絶滅危惧種に指定されています。
残念ながらもう花は終わりかけで傷み始めていました。来年は早い時期から観察したいと思います。





ここからは特に珍しい植物ではありませんが、今の季節見られるものを少し紹介します。

管理道沿いの沢に咲いているノギラン。
猫じゃらしのような姿ですが間近で見るととても綺麗な花の集合体です。




キンミズヒキ。
薬草や山菜として古くから親しまれてきた植物です。


イヌビワ。
ビワとついていますが実際にはイチジクの仲間で、小さくて味の薄いイチジクといった感じです。



ご来園の際は、アブなどの虫が多いので虫よけなどの対策をお願いします。
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