大阪府民の森 FORREST OF OSAKA

園地スタッフブログ くろんどの森

2022.09.07

栗の樹に起きた悲しい出来事

すくすくと育ち、もうすぐイガが開くかなぁと思っていた栗の樹。


悲惨な姿になってしまいました…。
立派な実をたくさんつけていた樹だったのに、とても悲しい…!



周りにたくさん残されていた空っぽのイガや足跡から、イノシシの仕業のようです。
イノシシは雑食性でカエル・ミミズ・サワガニ・イモリなどの小さな生き物、芋・栗・タケノコなどの植物などなんでも食べてしまいます。樹上の栗を食べたくて、体当たりでもして樹ごと折ってしまったようです。
またこの栗の樹は品種改良された品種のようなので、山に自生している柴栗などよりも美味しいのでしょうね。

くろんど園地でも、モリアオガエルの産卵場所である池を荒らしたり、ハイキングコースを掘り起こしたりとやりたい放題です。
とは言えここはもともとイノシシの住処で、イノシシの方も人間に困っているのかもしれませんね。

これから秋になり、栗の他にも柿や、


むかごなど、人にとってもイノシシにとっても美味しいものが森に溢れる季節です。


あまり森を荒らさずに、上手に食べてくれると良いのだけどなぁ…と心配しつつ、「人間が見回りしているよ!」の合図に栗の樹周辺を草刈りしておきました。
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