大阪府民の森 FORREST OF OSAKA

園地スタッフブログ なるかわの森

2016.07.15

毒キノコ(カエンタケ)にご注意下さい。

園地では早くもカエンタケが発見されています。
「カエンタケ」の毒性は非常に強く、誤って食べてしまうと死に至る可能性があるため、大変危険です。
また、触れるだけで皮膚の炎症をひき起こしますので、発見しても絶対に触れないでください!
発見した場合は、園地職員、らくらくセンターハウス072-988-4184まで通報してください。

カエンタケ





色と形、大きさ
表面はオレンジ色から赤色。
細長い円柱状または棒状で、土から手の指が出ているように群生または単生する。
数センチから20数センチにまで成長する。

発生時期
夏から秋

発生場所
ブナ、コナラなどナラ類の地上に発生する

症状
食後30分から、発熱、悪寒、嘔吐、下痢、腹痛、手足のしびれなどの症状を起こす。
2日後に消化器不全、小脳萎縮による運動障害など脳神経障害により死に至ることもある。
肌に触れると接触部位の炎症を起こす。

毒成分
トリコテセン類
毒性は強く、食べても、触っても有害である。

誤って食べてしまったときは 触ってしまったときは
 カエンタケを誤って食べてしまった場合は、少しでも早く吐かせてください。ぬるま湯を飲み、のどに指を突っ込むことで吐くことができますので、この作業を複数回繰り返してください。
 カエンタケを誤って手で触れてしまった場合は、石けんを使用して、充分に洗浄してください。誤って食べてしまったときとは異なり、触れてから4時間から5時間後でも充分効果はあります。付近に石けんがない場合は、応急処置としてお茶や水でよく洗い流しておき、後ほど石けんを使用して充分に洗浄してください。石けんの使えない目や口の中のような部位については、流水で充分洗浄してください。
 いずれの場合においても、応急処置後は速やかに医師の診察を受けてください。

キノコの素人判断は危険です
毎年、全国各地で毒キノコによる食中毒が発生しております。
毒キノコの簡単な見分け方はありません。見慣れないキノコは絶対に食べないでください。
万が一、キノコを食べて体調が悪くなったら、すぐに医師の診察を受けましょう。

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