大阪府民の森 FORREST OF OSAKA

園地スタッフブログ むろいけの森

2022.07.06

ハンゲショウが今、見頃です

湿性花園のハンゲショウが今年も見頃を迎えています。

ドクダミ科の植物で、名前の由来は毎年半夏生の時期に白くなるからとも、半分お化粧をしたように見えるからとも言われています。
減少傾向にあることから大阪府では純絶滅危惧種に指定されていますが、むろいけ園地の湿性花園ではあちこちに群生しており毎年白い花畑のような光景を見せてくれています。





よくよく見ると穂のような花の集まりがついています。
目立たない小さな花なので、花粉を運んでくれる虫たちへのアピールとして葉を白く変化させているそうです。



6~7月頃の花期を終えると白い葉はまた緑色に戻り、ボードウォークの両側に広がるこの幻想的な光景も終わりとなります。
今がいちばんの見頃です。むろいけ園地へご来園の際はぜひご覧になってください。


2022.06.12

小さな池の住人たち


湿生花園の近くの小さな池、でモリアオガエルの卵塊を見つけました。
2週間ほどで孵化し、オタマジャクシは樹下の池で1か月ほどかけてカエルになるようです。


樹下の池には……


ウシガエルがいるのが見えますか?
まだ10cmほどの小さめサイズですがウシガエルは食欲旺盛でなんでも食べてしまう外来種なので心配です。
また、ウシガエルだけでなくアカハライモリも住んでいるのでモリアオガエルの赤ちゃんにはなかなか大変な環境ですが、観察するには面白い池ですよ。
じっと動かず観察していると泥のなかから小さな生き物たちが次々顔を出し始めます。カエルやオタマジャクシを狙ったヘビが訪れることもありますし、森のなかからウサギやウズラが現れることもあるのだと来園者さんから聞きました。

珍しい生き物に出会えたらスタッフにも教えてくださいね。

2022.06.10

自慢の樹木



とちの木をご存じですか?
森の宝島にはとても20m近くありそうな立派なとちの木が3本並んでいる場所があります。
見上げると、天狗のうちわのような大きな葉の間から木漏れ日が差し込んで、思わずため息をついてしまう美しさです。足元には膝ほどの高さにそだった幼木がたくさん生えていて、これもまたかわいらしいです。
吊り橋の下を通った先にあるのでぜひ見ていただきたいです。





吊り橋から見下ろすと紫陽花が咲き始めていました。
まだ一分咲といったところでしょうか、満開が楽しみです。




草刈りも進み満開のキンシバイも間近で見てもらえるようになりました。
ぜひお立ち寄りください。

2020.08.02

アケビ

アケビの実がなってました。熟すのは、まだ先です。


2020.07.22

コガネニカワタケ

コガネニカワタケ


梅雨の時期のむろいけ園地は湿度が高いこともあって
キノコが生えるのに条件が良いのか、いろんなキノコが見れます。
中には、食べれるキノコも生えていますが、
万が一の場合を考えて食べない方が良いでしょう。
※府民の森での植物の採取は禁止されています。※

2020.07.09

メジロ

まだ雛のように見えます






2020.07.06

アカミミガメ

産卵の為、池より、かなり離れた
園路を頻繫にウロウロとしています。
増えるのも困ったものです。


2020.07.03

ハンゲショウの花

葉っぱの白さに目が行きますが、花にも注目を


花 穂状花序(すいじょうかじょ)


湿生花園のハンゲショウは今が見頃です。
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